Last Modified 2004/08/29



 AMX−04B サザビー試作実験機



 新生ネオ・ジオン総帥、シャア・アズナブルが来るべき宿敵、アムロ・レイとの戦いのために作り出した傑作機、MSN−04サザビー。サザビーはジオンの流れを汲むMSとしての正常進化の究極とも言えるバランスを持った機体であった。
 サザビー試作実験機はそのサザビーを製作する過程で生まれたテストベッド機体である。
 もともと、ギラ・ドーガ⇒ヤクト・ドーガという過程を経て研究には十分な地盤を固めたサザビーではあるが、スペックに対するシャアの過酷なまでの要求と、サイコ・フレームという前例のない素材の利用という不安点から、性能を見極めるための膨大な試作パーツと、それらを組み合わされた6機の実験機体が製作された。
 AMX−04Bはそれらの実験機体にたいして与えられた形式番号である。MSN−04が完成した後にも、AMX−04Bは実験機体を逸脱したスペックと安定性を見込まれ、2機のパーツ機を残して3機が地球上のヨーロッパ戦線に、1機が月面方面へと送り込まれている。

 6機の実験機にはすべて同一の型番が振られているが、実際のところすべての機体が同一の性能を持っているわけではない。
 1〜3号機は重MSとしてのバランスを確認するための機体であり、4、5号機はサイコミュ、ファンネル等のNT装備を含めた上での最終バランスを確認するための機体である。6号機は制式機(MSN−04)とほぼ同一のスペックをもつ予備機となっている。
 装備についても、各部に火器を搭載している重装型やシュツルム・ブースタを取り付けた強襲型なども想定して機体各部にハードポイントを装備しているほか、実体弾兵装や大型メガ粒子砲などの装備も製作が行われていた。これらは機体目的のはっきりした制式型サザビーでは割愛されているものである。
 各戦場のエースパイロット指揮官に配備された実験型サザビーはその高性能を生かして各戦線での重要な戦力になった。
 ヨーロッパ戦線ではZZガンダム2号機、3号機を主力とし、Zプラスで編成されたZ部隊にネオジオン軍は手を焼かされたが、これに対して効果的な戦力を手に入れたということで地上のネオジオン軍の寿命が伸びたのである。




サイコガンダム用データシート

AMX−04B−1 サザビー試作実験機[1号機:汎用仕様試験]

移動力(W)

攻撃方法

命中値

威力

移動力(H)

4/9

ビームサーベル切る

±0

14

最大出力回数

ビームサーベル突く

+1

13

誘爆値

ビームサーベル受け

12

 

耐久力

シールド受け

16

 

指揮範囲

反応性能

3/6

ポイント

34

シールド性能

8/3

格闘戦闘能力

12

装甲

回避値

シールド防御

正面

10

11

14

17

側面

10

13

16/18

後面

12

15

武装\距離

10

11

12

13+

タイプ

回数

ビームライフル

−1

±0

+1

+2

+1

±0

−1

−1

−2

−3

−4

−5

−6

12

14

14

13

13

12

12

11

11

10

10

右(左)

 

ガトリングガン

−1

±0

+2

+1

±0

−1

−2

−3

−5

−7

 

 

 

20

 

 

 

右(左)

(×2)

クレイバズーカ

−4

−3

−2

−1

−1

−2

−2

−3

−4

−5

−6

−7

−8

(7)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右(左)

 

シールドミサイル

−4

−4

−3

−3

−2

−3

−3

−4

−4

−5

−6

−7

 

(4)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

×3

腹部拡散メガ粒子砲

±0

+1

+2

+1

±0

−1

−2

−3

−4

−5

−6

 

 

10

10

 

 

胴体拡散

手持ち武装は2つまでを選択装備



AMX−04B−2 サザビー試作実験機[2号機:強襲仕様試験]

移動力(W)

攻撃方法

命中値

威力

移動力(H)

4/13

ビームサーベル切る

±0

14

最大出力回数

4+2

ビームサーベル突く

+1

13

誘爆値

5+1

ビームサーベル受け

12

 

耐久力

シールド受け

15

 

指揮範囲

反応性能

4/6

ポイント

36

シールド性能

格闘戦闘能力

11

装甲

回避値

シールド防御

正面

10

11

14

 

側面

10

13

 

後面

12

 

武装\距離

10

11

12

13+

タイプ

回数

ビームガトリングガン

±0

±1

+2

+3

+1

−1

−2

−3

−5

−7

 

 

 

12

12

11

10

 

 

 

右(左)

(×2)

腹部拡散メガ粒子砲

±0

+1

+2

+1

±0

−1

−2

−3

−4

−5

−6

 

 

10

10

 

 

胴体拡散

シュツルムブースター搭載



AMX−04B−3 サザビー試作実験機[3号機:長距離支援仕様試験]

移動力(W)

攻撃方法

命中値

威力

移動力(H)

3/6

ビームサーベル切る

−1

14

最大出力回数

ビームサーベル突く

±0

13

誘爆値

ビームサーベル受け

11

 

耐久力

シールド受け

 

 

指揮範囲

反応性能

4/6

ポイント

37

シールド性能

 

格闘戦闘能力

10

装甲

回避値

シールド防御

正面

10

11

13

 

側面

10

12

 

後面

11

 

武装\距離

10

11

12

13+

タイプ

回数

ビームライフル

−1

±0

+1

+2

+1

±0

−1

−1

−2

−3

−4

−5

−6

12

14

14

13

13

12

12

11

11

10

10

右(左)

 

ロングライフル

−2

−1

−1

±0

±0

±0

+1

±0

±0

−1

−2

−3

−4

13

13

13

12

12

12

12

11

11

11

10

10

 

クレイバズーカ

−4

−3

−2

−1

−1

−2

−2

−3

−4

−5

−6

−7

−8

(7)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右(左)

 

ミサイルポッド

−4

−4

−3

−3

−2

−3

−3

−4

−4

−5

−6

−7

 

24×2

(3)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胴体

×8

大型メガ粒子砲

−4

−3

−2

−1

−1

−1

−2

−2

−3

−3

−4

−5

 

(16)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前方

 

手持ち武装は2つまでを選択装備
大型メガ粒子砲はHMLとしても使用可能(回数は大型メガ粒子砲6回=HML1回)



AMX−04B−4 サザビー試作実験機[4号機:サイコミュ連動試験]

移動力(W)

攻撃方法

命中値

威力

移動力(H)

4/9

ビームサーベル切る

±0

14

最大出力回数

ビームサーベル突く

+1

13

誘爆値

ビームサーベル受け

12

 

耐久力

シールド受け

16

 

指揮範囲

反応性能

3/6

ポイント

34

シールド性能

8/3

格闘戦闘能力

12

装甲

回避値

シールド防御

正面

10

11

14

17

側面

10

13

16/18

後面

12

15

武装\距離

10

11

12

13+

タイプ

回数

ビームライフル

−1

±0

+1

+2

+1

±0

−1

−1

−2

−3

−4

−5

−6

12

14

14

13

13

12

12

11

11

10

10

右(左)

 

シールドミサイル

−4

−4

−3

−3

−2

−3

−3

−4

−4

−5

−6

−7

 

(4)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

×3

ファンネル

−3

−2

−1

±0

±0

−1

−1

−2

−2

−3

−3

−4

−5

4×6

 

 

全周

×3

サイコミュ搭載


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