Last Modified 2004/08/29



AMX−103−3 トライ・ハンマ



 トライハンマは、ネオ・ジオン軍士官マシュマー・セロが搭乗していた高機動重MS、ハンマハンマの直系後継機である。
 高機動型MSとしては異例なほどの重量を保持したハンマハンマだったが、機体各部に分散配置された多数のブースターによる圧倒的な推力と、有線ながらオールレンジ攻撃を可能とする攻撃システムと、さらにそれを乗りこなすマシュマー・セロのパイロット性能に支えられてその戦果は試験機としては悪いものではなかった。  この、特殊な操縦システムを持つハンマハンマはパイロットを極端なまでに選んだが、システムを完全に掌握するパイロットに対しては、その期待を裏切ることのない性能を遺憾なく発揮した。トライハンマはこの特殊な設計背景を持つハンマハンマの思想をさらに推し進めたものとなった。
 まずこの機体で特徴的なのがサイコガンダムMk−2にも搭載された有線誘導式のビームソードである。サイコウェーブによって操作されるこの兵器は目標に対するオールレンジ攻撃を可能とするが、他のサイコミュ兵器と違う点はこの武器がビームを発射するのではなく、あくまでもビームサーベルと同様な高密度に収束保持をしたメガ粒子により目標の近傍から攻撃するという点にある。通常のファンネルでも基本的には目標の背面至近より攻撃を行っていることから、射撃性能のオミットという結論にたどり着いたのであろう。
 ハンマハンマから受け継いだ機動性に有線誘導式ビームソードという極端なまでの突撃戦を意識したそのスペックは、武装の操作も含めパイロットに対して耐え切れないほどの負荷を要求する。肉体/精神強化手術を受けたマシュマー・セロであればこの機体の存在価値を見出したのであろうが、この機体にとって不幸なことに、トライハンマを乗りこなすパイロットはその後現れず、一度の実戦も経験をする間も無く第1次ネオジオン紛争はその幕を閉じることとなった。




サイコガンダム用データシート

AMX−103−3 HAMMA



移動力(W)

攻撃方法

命中値

威力

移動力(H)

5/13

ビームランサー突く

+3

13

最大出力回数

シールド受け

13

 

誘爆値

 

 

 

耐久力

 

 

 

指揮範囲

反応性能

5N/6

ポイント

33

シールド性能

8/3

格闘戦闘能力

12

装甲

回避値

シールド防御

正面

10

14

15

側面

13

14/16

後面

12

13

武装\距離

10

11

12

13+

タイプ

回数

シールドビームキャノン

±0

+1

+2

+1

±0

−1

−2

−3

−4

−5

−6

−7

 

13

12

12

11

11

10

 

 

チェインガン

±0

+2

+3

±0

−2

−4

−6

 

 

 

 

 

 

6×3

 

 

 

 

 

 

サイコミュ式有線ビームソード

−1

±0

+1

±0

±0

−1

−2

−3

−4

−5

−6

−7

 

C(BS)

∞×4

10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前周

×4

サイコミュ搭載
NTパイロット専用機
サイコミュ式有線ビームソードは本体格納時使用不可
サイコミュ式有線ビームソードは損害判定は2D6で判定






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