Last Modified 2004/08/29



F−96 クロスフォーミュラ



 F−96、クロスフォーミュラはサナリィのMSプロジェクト、フォーミュラ計画の一環で作り出されたMSである。U.C.0120年代の第3世代小型MSの開発の牽引役となったサナリィでは、生活圏として広がりつつあった火星圏を視野に入れてMSの開発を行なっていた。希薄な大気、低重力の火星に対する単機大気圏再突入・離脱を実行するための装備は、地球大気圏突入時に必要となるウェイブライディング機構よりも実効的なスラスター能力を要求される。これに対してサナリィの開発グループが導き出したのは、歴史の渦に飲み込まれた悲運のMS、RX78−GP01Fbに搭載されていたスラスターポッドにきわめて近い可変推進器機構だった。
 後にF−97クロスボーンガンダムにより洗練された形で搭載されることになるこの推進器はこの時点でフレキシブルスラストポッドと名づけられた。機体背後に大きくX字型に展開された大型のバインダーの端には大型のスラスターポッドが搭載されており、バインダーの可動範囲とポッド自身の可動範囲を合わせると機体の推進方向の80%以上をサポートし、従来の機体に無い自由な3次元空間移動を実現する。しかしながら、その優れた推進器性能は人間に対応できる限界を超え、フルバーニアでの急制動はリミッタカット時で30G超、その性能を十分に扱えるパイロットを迎えることは無かった。最終的には月面基地でのシミュレーションを行なうのみでその使命を終え、F−97クロスボーンガンダムとして技術は受け継がれることになる。
 白いメインフレームに赤、青のカラーリングを施されツインモニターアイを装備したこの機体は慣習的に「ガンダム」の名を冠し、「ガンダム」クロスフォーミュラと称された。



サイコガンダム用データシート

F−96 クロスフォーミュラ



移動力(W)

攻撃方法

命中値

威力

移動力(H)

5/16

ビームサーベル切る

±0

11

最大出力回数

3+2

ビームサーベル突く

+1

10

誘爆値

ビームサーベル受け

12

 

耐久力

シールド受け

16

 

指揮範囲

反応性能

6/6

ポイント

30

シールド性能

9/4

格闘戦闘能力

10+

装甲

回避値

シールド防御

正面

15

16

側面

14

13/16

後面

13

12

武装\距離

10

11

12

13+

タイプ

回数

ビームライフル

−1

±0

+1

+2

+1

±0

−1

−1

−2

−3

−4

−5

−6

12

13

12

12

11

11

10

10

右(左)

 

後方移動可能(連続で2ヘクスまで)
横移動可能(連続で2ヘクスまで)
反応時180度まで旋回可能
追加プロペラント装備






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